先週はうちのお寺の境内を会場としまして観月会会開催させていただきました。直前までは雨が少し降っていたんですが、お陰様で綺麗な月を見ることができ、皆様にお喜び頂けました。西谷親睦委員長をはじめ親睦委員の皆様本当にありがとうございました。今週も会長の時間は私が拝命しております役職についてお話をさせていただきます。都城市要保護児童対策地域協議会代表者会議という会議の委員をさせていただいておりまして、ネグレクトであるとか、虐待であるとか色々少し注意が必要なご家庭についての検討がされる会議です。その会議には児童相談所や警察署など色々な組織が関わっておりまして、私は都城地区幼稚園連合会の会長とし出席させていただいております。守秘義務を負った上で色々な検討をさせていただくわけであります。そして代表者会議の下には実務者会議がありまして、実質はそちらの方が実働隊としてより具体的な検討をするわけであります。昨日ちょうど都城地区保護司会が協力雇用主との意見交換会を開催しまして、ロータリーの会員も数名ご出席いただきました。私もこれまで保護司として色々な対象者を見て参りましたが、やはり家庭環境に問題がある場合と言うのは非常に多いように思います。あまり良いとは言えぬ家庭環境の中で不良行為等に走ってしまう、そう考えますとこの要保護児童対策協議会と言うのは、そこの部分をしっかりとを見守っていく、時には手を入れていくという組織な訳であります。環境により起こしてしまう悪もある。しかし人間誰しも常に正しく生きているかというとこれがなかなか難しい。それこそ一番危ないのは自分が正しいと思い込んでいる時が一番危ないんではないでしょうか。正しいと言う字を見てみれば、「一」に「止まる」と書いて「正」と読むわけでありますが、自分が正しいと思い込んでいる時こそ、一度立ち止まって自分の姿を見つめ直してみるということが大切なんではないでしょうか。今日は要保護児童対策地域協議会のお話をさせていただきましたが、もしも子どもたちが危ない目にあっているのを見聞きした場合、大人の義務としてどうかすぐに警察や児童相談所への通報をよろしくお願い致します。本日の会長の時間とさせていただきます。ありがとうございました。