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第3287回週報

例会日:2023年11月17日

           

会長の時間/佐々木会長

皆様本日もご出席ありがとうございます。会長の時間ということで今週も私が拝命しております色々な役職についてお話しさせていただます。社会福祉法人恵愛会というのがございまして、牟田町に坂元医院と言う医院がございますが、そちらの坂元一久先生が理事長を務めておられる社会福祉法人です。高齢者施設等を15箇所以上運営しておられるんですが、私は現在その法人の評議員をさせていただいております。元々は私の父が以前より理事をさせていただいていたのですが、以前に京都の西本願寺に役職をいただきまして、皆様ご存知の方もありましょうが、5年ばかり京都に行きました折りに理事を私と交代しまして、またその後平成28年に社会福祉法人の組織改革がありまして、その折理事の権限や評議員の権限がいろいろ変わり、その時より評議員をさせていただいております。現在はどこの社会福祉法人でも大体施設長とか運営者側の方がほとんど理事になっているところが多いんじゃなかろうかと思います。コロナ禍前の話になるんですが、その恵愛会では毎年中山荘にて坂元医院の職員の方を併せ、そこに理事や評議員も呼んでいただき忘年会を12月におこなっておりまして、施設数も多いので毎年200人ばかりだったでしょうか。その場で色々な高齢者施設の職員の方にお話を聞かせていただいたりもしておりました。まぁ高齢者施設と言ってもほんとに様々でありまして、ショートステイの施設もあればホームもあり形態も様々なんですが、そこで職員の方が言っておられたのは、介護施設等に入所して例え認知症などになったとしても、それ以前の仕事や生き方などその方に染みついたものをとても感じると仰っていたことが印象に残っております。アインシュタインがこんな言葉を言っておられます。「人生には2つの生き方がある1つは奇跡などないと信じて生きるか、毎日が奇跡であると信じて生きるか」と。もちろんアインシュタインは仏教徒ではありませんし、仏教では「奇跡」という言葉はあまり使わない単語ではありますが、しかしこの言葉に大変仏教的エッセンスを感じました。「毎日が奇跡であると信じて生きる」。人間は毎日寝ます。そして朝起きて1日が始まる。しかし誰しもいずれ目覚めぬ時がやってくるわけであります。アインシュタインは科学者でありますので、科学的な目で物事を見て分析し、しかしその上で今自分がここに居るということが奇跡であると言うふうにそのように感じられたからこその言葉であったのかなと。「毎日が奇跡だと信じて生きる」。そうやって考えてみますと、我々 一人一人も不思議な縁の中にこの世に命をいただき、様々なお陰様の中に今生かされている。その事にあらためて感謝させていただかなければならないのではないでしょうか。また恵愛会の評議員として施設の方と交流し、現在は現場はどんなふうにしておられるのかなというのを聞いてみたく思ったことでもあります。今日はこれまで以上に法話のような話になってしまいましたが、会長の時間とさせていただきます。

本日のプログラム(会員卓話 / 出席委員会担当)

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