明けましておめでとうございます。本年度都城北ロータリークラブ会長の宮里と申します。どうぞよろしくお願いいたします。　ご承知の通り、年始より能登半島地震や羽田空港での事故など痛ましい出来事が起こりました。お亡くなりになられた皆さまに改めて哀悼の意を、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げるとともに早急の復興を祈念いたします。また、本日は能登半島地震を支援する募金活動を行っております。地区からの正式な依頼が2日前に届きましたが、少しでも早く・多くの支援をと思い他のクラブにはご相談せずに本例会前に行いました。皆様から寄せられた募金につきましては、４クラブ４役会で支援方法などを決定の後ご報告させて頂きますので、ご理解とご協力を賜りたいと思います。　さて2024年は国際的には8月にパリオリンピック・パラリンピックが開催される運びで、平和の祭典として現在進行中のウクライナ戦争やイスラエル・パレスチナ戦争になにかしらの緩和をもたらせる事を期待いたします。また先日行われた台湾総統選や4月ロシア大統領選・12月アメリカ大統領選の予備選など、今後の日本にも影響が考えられる選挙も行われる予定です。国内では2019年4月（中小企業は2020年4月）、働き方改革の一環として、労働基準法が改正され、時間外労働の上限が法律に規定されました。一部特例で5年間の猶予が認められておりましたが、この猶予も本年3月末を持って終了となり2024問題として注目されております。特に物流業界の動向が心配され我々の日常に多くの影響が及びそうです。城圏域では、山之口の県陸上競技場の完成と都城・志布志道路の全線開通が予定されております。こちらに関しましては南海トラフ地震発生時の後方支援拠点としての担いと、支援物資の輸送ルートとしての担いも期待されます。ロータリーでは、都城ロータリークラブさんが70周年を迎えられます。都城地区のロータリアンの皆さまで共にお祝い致しましょう。さて、2023-2024RIテーマは「Create　Hope　In　The　World：世界に希望を生み出そう」であります。奇しくもゴードン・マッキナリーRI会長が2004年に発生したスマトラ島沖地震の災害復旧支援活動の際出会った、津波で家族と自宅を失った婦人が、ロータリアンの復興活動に励む姿をみて「生き続けていく希望が出ました」と言って婦人が30年来大切に持っていた美しい貝殻を渡された出来事が、このテーマとロゴの由縁となっております。まさに今の日本のロータリアンが活動の指針にするに適格なテーマだと改めて感じたしだいです。最後に、本年が都城地区４クラブのロータリー活動の益々の発展と、ご列席の皆さまのご健勝を祈念しまして会長の時間を終わります。本日は宜しくお願い申し上げます。