週報詳細

第3299回週報

例会日:2024年4月5日

           

会長の時間/佐々木会長

本日もご出席ありがとうございます。今日は職業奉仕賞ということで後ほど川口様の表彰をさせていただくことになっております。毎週、職業奉仕ということで私が拝命しております役職をご紹介させていただいておりますが、ご存知のように私は現在公益財団法人都城地区ロータリークラブ教育振興基金の理事長をさせていただいておりますが、それとはまた別の公益財団法人で宮崎県私学振興会と言うところがありまして、私学私立の振興を目的とした公財であります。公立学校と違いまして私立学校には建学の精神があります。その建学の精神の基、幼稚園なら園児、中学校や高校ならば中高生、また私立大学と言う中でいかに子供たちを育てていくか、その教育力を充実させていくか、その振興を担うのが公益財団法人私学振興会と言うところで、その理事をさせていただいております。これからの時代、どのような会社であっても公共性が求められていくのではないでしょうか。ではまた人間とは何のために仕事をするのか。それはやはり食べなければ死んでしまうわけで、食べるために働かねば、生きる為に働かねばと言うことかもしれませんが、では働いてしっかり食べていれば死なないのかと言うと、いずれは誰もがこの命を終えていくわけであります。であるならば、1日8時間働いていると仮定した時、また8時間寝ていると仮定した時、それ以外の時間が自分の自由な時間は8時間、単純に言うと人生の3分の1を仕事に費やしているわけです。最近よくワークライフバランスということが言われます。仕事は仕事、趣味は趣味などとしてその自分の時間と仕事の時間とを切り分けてと言うような考え方でありますし、近年それを重視する若い方も大変多くなってきてるのかなあと、自分の時間をしっかり取れるような働き方をしたいと。しかしその仕事の時間を唯々その自分の時間のために我慢して仕事するそんな人生はもったいないんじゃなかろうかと思います。最近時々ワークライフバランスではなく、ワークインライフということが言われるようになってきました。ワークインライフとは人生の中に仕事があると言う意味でありますが、仕事とプライベートを完全に切り分けてしまうのではなく、その仕事も自分の人生の中の一部としてしっかりとその仕事の時間も含め、人生を豊かにしていくと言う考え方。それはロータリークラブの職業奉仕の精神に大変近いところがあるのかなと思います。皆様の会社でもワークライフバランス、もちろん整えばそれに越した事はありませんが、決して自分の時間のための仕事ではなくて、それぞれの仕事を通じて、社員や職員がより充実した人生を歩めるそんな会社や企業の集まりであればいいなと思うことです。本日は職業奉仕賞例会ということであります。ワークインライフと言う言葉を本日皆様と共有させていただければと思い、会長の時間とさせていただきます。

本日のプログラム(職業奉仕賞 / 職業奉仕委員会担当)

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