週報詳細
第3304回週報
例会日:2024年5月24日
会長の時間/佐々木会長
本日も皆様ご出席ありがとうございます。先週は福岡出張の為、お休みをいただきまして、鎌田歴代に会長の時間をお話しいただき、出席の呼びかけもしていただいたようで本当にありがとうございました。残りの出席予定の例会も当日に飛行機で帰ってくる予定が数日ありますので、ちゃんと飛べば良いがなと思っているところであります。ちなみに昨日も東京出張から戻ってまいりまして、お陰様で順調にマイルも貯まっております。会長の時間ではいつもいろんなお話をさせていただきますが、物事にはいろいろ順番がありますが、例えば嬉しいことがあると微笑んだり、にこやかな顔になる。悲しいことや嫌なことがあると、それが表情やしぐさに出る、その順番は皆さん簡単にわかるだろうと思うんですが、実は研究によって逆に内面が外面にいろいろな表情や仕草として現れるだけじゃなくて、逆に自分のした行動が内面に影響を与えると言うような研究結果もございます。アメリカの研究でスクリーンにいろいろな品物を順番に表示させ、それぞれの品物の好感度を調査したんだそうです。但し2つのグループを作りまして、1 つのグループにはその表示する品物の順番に右から左へと映像が流れていく、もう一つのグループには、縦に上から下に映像が流れていく、そしてその見たものの好感度を図ったところ、上から下に流した映像を見たグループの方の好感度が大体高くなったと言う結果が出たそうです。それはなぜかと考えたとき、おそらくその研究では首を右から左へものを見ていくのと、上から下見ていくのとではイエスという仕草とノーと言う仕草、その仕草が好感度に影響を及ぼしたんじゃなかろうかと言うことでした。そのような外的影響を内面が受けると言うことは、我々も普段内面とは関係なくとも、例えば朝起きたとき一度笑顔を作ってみるとか電話が鳴ったとき取る前に一度笑顔をしてみるとかそんなことをするだけでも、もしかすると内面も少しハッピーになっていくのかなと思ってみたりもいたします。またある研究では、一定の額のお金を自分の為に使った時と他人に為に使った時、どちらの方が満足度が高いか、結論から言うと他人の為に使ったときの方が、後々の満足度が高いと言う結果も出ております。毎週私が拝命しておる役職でいいますと、宮崎県厚生保護協会と言う会の評議員をさせていただいております。そちらも宛て職なんですが、県内の各地区の保護者会の会長をしておりますと、必然的に県の構成保護協会の評議員になると言うことであって、更生保護協会と言うのは保護司であるとか、更生保護施設に関する事であるとか、他の様々な県内の更生保護の事業の管轄をしておりまして、ちなみに理事長はうちの父なんですが。保護司会の会長という立場の中で更生保護協会の評議員をさせていただき、また県内の様々な更生保護事業について知らさせていただいております。立場が人を作るのではないですけれど、ロータリークラブにしましても、入会してすぐにロータリアンの奉仕の心に満ち溢れているなんてことはおそらくほとんど無いわけで、おそらくロータリアンとして様々な活動を先輩達のお導きによりしていく中で、つまり外面が内面を作っていくのではなかろうかと思っております。そして、そのような素晴らしい環境を作ってこられたのが歴代の会長を初めてとするロータリアンの皆様なのではないでしょうか。現在都城クラブ 60 名以上の会員となりましたが、その歴史をしっかりと皆様と共に守っていけたらと思っております。会長の時間とさせていただきます。