週報詳細
第3306回週報
例会日:2024年6月7日
会長の時間/佐々木会長
本日も皆様ご出席ありがとうございます。また本日は吉村ガバナー補佐並びに小坂次期ガバナー補佐もご出席いただきまことにありがとうございます。本日はタイムスケジュール的に厳しいということであまり長くはお話しいたしませんが、いつもお私が拝命しております役職と言うことで、皆様ご存知の教育振興基金の理事長を 4 年ほどさせていただき、今期で卒業と思っておりましたが、卒業できず理事を現在させていただいております。理事長職と言うのは本当に大変良い経験をさせていただくとともに、公益財団法人の運営が難しいものだと言うことも改めて感じさせていただくとともに、ロータリアンのご寄付でこの財団がなりたっておりますことをあらためて感謝申し上げます。また私の年度も今月で終わりでございますが、教育振興基金に留まらず、米山やロータリー財団への御寄付がまだの方は是非ご確認いただきそれぞれに御寄付いただきますと大変有難く思います。皆様ホセ・ムヒカという方をご存じでしょうか。もう十数年前に一躍有名になりメディアなどにもとりあげられた方で、元ウルグアイの大統領でありますが、2012年にブラジルのリオデジャネイロで行われた国連の会議のスピーチで一躍有名になられました。そのスピーチは発表国約150カ国の中でもほとんど最後の方で、聴衆もほとんどいない中でのスピーチだったのですが、イギリスの BBC 放送がそのスピーチに注目し「世界最貧で最高の大統領」との番組を放送したことにはじまります。そのスピーチの中でホセ・ムヒカ大統領は「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ。」と仰っておられます。ロータリアンの皆様で金銭的に貧乏と言う方はあまりおられないだろうとは思いますが、このムヒカ大統領の仰る満足出来ない人、心の貧乏にはなりたくないものだなと思う事であります。そしてこの大統領が「最貧の大統領」と言われるのは、月給は日本円にして110万円程度だったそうですが、そのほとんどは社会福祉団体などに寄付しておられたそうです。皆様、どうか各団体への寄付をお願いいたしまして、本日の会長の時間とさせていただきます。