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第3313回週報

例会日:2024年8月2日

           

会長の時間/𠮷原会長

皆さま、今日はどうもお疲れさまでした。今日は少し雰囲気を変えて皆さまに、長州ファイブという映画を観て頂きました。今から約160年前の幕末時代の話であり、西郷隆盛たち薩摩藩が日本の中心に躍り出るタイミングに、伊藤博文や井上馨など長州ファイブという5名が英国に秘密留学し、ヨーロッパの近代技術などを学び、その後見事に明治維新をやり遂げたという話です。秘密留学というものは形式上、藩を脱藩して行ったことになります。映画の作中に薩摩藩士が出てきました。この薩摩藩士は総勢19人という大人数で留学していたということで、パリ万博が行われた際には薩摩藩が日本を制覇する勢いだったという話もあります。薩摩藩遣英使節団は20代中心に構成されていて、1番若い人で13歳。10代で日本を背負う気持ちでヨーロッパを渡るという行動に、非常に感銘を受けるものがあり、この映画を紹介させて頂く機会があればと思いまして、皆さんに観ていただいた次第です。よく考えてみますとまだ160年程しか経ってないこの日本です。この近代化というものは、今回の映画にも登場した長州ファイブや薩摩藩士など若い人材たちが、変化も恐れない強い意志を持って、作ってきたと思います。そしてまた、現代社会では色々な問題が山積しています。我々、都城ロータリークラブでは70周年記念事業において、青少年の教育振興基金と協力し、将来を担う子供たちに、色々な創造をさせる機会を作ろうとしています。そういう意味でも都城ロータリークラブがこの70周年を機に、後世の為に少しでも貢献していきたいと考えております。また、今回ご覧いただいた長州ファイブという映画は約30分に縮めてありますが本来は2時間の映画です。それをこれだけカットし、今日は皆さんに見て頂きました。長州藩主からの命を受け、命がけで海を渡り近代技術を学んだ若者たちの話です。その中でも貴重なのは、長州ファイブが英国で若い薩摩藩士と出会い、ぶつかりながらも和解し、その後に明治維新を行ったという事が過去にあったという事実を、改めて皆さんに感じて頂ければ幸いです。本来であれば本日は、ガバナー補佐に来て頂きロータリーの方針等をお話しして頂く所だったのすが、体調不良との連絡を受けたということもあり、何か皆さまが将来を担う若者の為に考える機会があればと思いまして、この企画にさせて頂きました。本当に突然でしたので申し訳無いと思いますが、皆さまご清聴頂きましてありがとうございました。

本日のプログラム(𠮷原会長卓話 / 会長・幹事担当)

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