週報詳細
第3327回週報
例会日:2024年12月20日
会長の時間/𠮷原会長
みなさんこんばんは。今日は1 年に1 回の年末家族会の日です。本当にみなさんを見ていますと、私共のロータリーの方々は大変忙しいようでして、特に銀行さん含め色々な会社が本当に厳しい年のようで、みなさん忙しく飛び回っているようです。今年10月には70周年記念事業を行い、今まで以上にみなさんには大変なご迷惑をかけました。そして年末を迎え今年1年が過ぎようとし、感慨深い思いでいっぱいです。振り返ってみますと、事業をするということはメンバーの皆さんにご苦労をかけるということで、今後一つ一つをしっかり検証していかないといけないことを感じています。また私は昨日から佐世保に行っておりました。佐世保というところは、港町でアメリカの軍用艦がいっぱいおるところですね。日本の軍事船とかそういうのもたくさん止まっていて、まあ軍港だなという感じがしました。そしてやはり今、周りではいろんなことが起こっていて、もう慌ただしく動いているというのを佐世保の街では感じました。アメリカの海兵隊の人たちも本当に暗い思いをしているようで、活気がそんなに感じられずこれからやはり世界はどうなるのか、不安に感じてしまう雰囲気でした。私供もそういう状況で、民間として仕事をしていかないといけないわけですけれども、やはり社会的に大変な状況が来るのかなというようなことを感じながら、佐世保から帰ってきました。さらに週始めから、能登半島の地震に見舞われた太王さんという方が、私どもの都城に訪れてこられました。地震の状況を伺いますと、あれだけの地震をどうも40秒間揺れたようです。そうするとその40秒間の地震に見舞われますと、やはり人間は動くこともできない。そして自分の家もそうだし、それから工場も全滅ですね。そしてお店だけが残ったというお話を真剣にされていました。復興しているのかというと全く復興していないそうです。家が1 年前に潰れて今もそのままのようです。そして工場もとてもじゃないけど復興はできない。生活するのはお店の部分が少々残っていて、そこに家族で生活をしているようです。都城に来られたのは、商品が残っているそれらを捌いて正月を乗り越えたいと仰っており、我々もそんなに裕福なわけではないですから、たくさん買ってあげる事も出来ないわけであって、話を伺い協力できるだけ協力すると伝えました。そして夜、一緒にカラオケを太王さんとしたところ、大きな声で歌うと自分がすっきりしたようで、少し晴れ晴れした表情に変わっていったような気がします。人間、やはり仲間が大切だなと改めて感じます。帰られるときは私の手をしっかり握り、能登に戻り復興して頑張りたいと思いますと仰って帰って行かれました。私ども都城はまだ大きな災害はないですけれども、いつどういう所で来るかわからないわけで、常に備えをしていかないといけないのかなと感じました。最後に、今日は家族の方が来られています。私としては本当にこの一年間皆さんにご迷惑を掛けました。特に家族の皆さんには大変なご苦労を掛けたのかなというふうに感じています。今日は一年を振り返って、ゆっくりと寛いで、楽しんでいただければ大変幸いです。最後までどうぞよろしくお願い致します。ありがとうございます。