週報詳細
第3356回週報
例会日:2025年10月3日
会長の時間/河東会長
皆様、本日も例会への御出席、たいへんお疲れ様で御座います。また前回の例会でありました西本ガバナー公式訪問のクラブフォーラムにてご指名差し上げました会員の皆様、「居心地のよいクラブとは」ということでお答えくださいましてありがとう御座いました。総論としては当クラブの居心地度は割合良い方ではないかと感じました。ご協力ありがとう御座いました。例会のあり方のアドバイスをガバナーから多く頂きましたが、うちのクラブにはうちのクラブのやり方があるものとして、今の進行の仕方と例会の行い方を変えるつもりは御座いません。今後とも皆様のご協力を宜しくお願い致します。先週は祭日週ということで例会が御座いませんでしたので、木曜から日曜日まで3泊4日で韓国の釜山に実弟とJC時代の知人の4名で行って参りました。韓国に行くことは私にとって祖国に帰るのと同じことなので血が騒ぎます。早朝から同行者と車を乗り合わせて八代まで行き、新八代駅から新幹線に乗って博多まで移動して福岡国際空港からエアプサンというLCCの飛行機に乗り込み向かいました。私にとっての訪韓は既に40回以上を数えますが、未だに韓国語はほぼ覚えておりません。しかし言葉が理解出来ていなくとも何とかなるのが韓国であります。今回の訪韓は私たち兄弟の祖父の出身地の河東郡を訪ねる旅でした。訪韓2日目に釜山の沙上(ササン)というところからバスに乗り、ジンギョミョンというところまで2時間弱かけて行き、そこのバスターミナルからタクシーに乗り20分ほどかけて目的地に向かいました。タクシーの運転手さんがたいへん良い人で地図と翻訳した住所を見せるとすんなりと目的地まで乗せて下さり、その場所まで連れて行って下さいました。そこで住民であろうお年寄りの方に色々運転手さんが訪ねて下さり、そこの場所だと確信致しました。田園地帯に囲まれたところに20軒ほどの集落があるすごい田舎でしたが、訪れてみて胸が段々と温まりましたし、弟の目を見ると少しウルウルとしておりました。優しく対応してくれた運転手さんと、同行してくれた知人にも感謝、感謝でありました。釜山に戻ってから夕食にサムギョプサルやら骨付きカルビやらをご馳走しながらマッコリをたらふく飲んでいただき同行の知人二人にお礼をさせて頂きました。心からカムサハムニダ!とお伝えさせて頂きました。次回は弟ともう一度再訪してもっと詳しくルーツの旅をしたいと感じた次第です。さて本日は10月第1回目の例会ということで、今月は米山月間並びに7つの重点分野の中の地域社会の経済発展における強化月間ということになっております。米山月間につきましては担当委員会委員長の佐々木慈舟歴代会長の方からお話があると思いますのでお任せしたいと思います。私はもう一つの地域社会の経済発展ということをお話させて頂きます。このことについて調べさせて頂きますと、2014年10月RIの理事会にて、重点分野である「社会の経済発展月間」である10月を、貧困地域の経済発展を目的とした、起業家、地域社会のリーダー、地元団体を含む地域ネットワークの向上、雇用創出、支援が行き届いていない地域社会での貧困の削減、経済と地域社会の発展に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のための奨学金支援を強化する月間とした。ということが決定されたようであります。まさにグローバルな範囲で支援を行うということが目的であると思います。またここに定められている文言の内容を読んでみると、まさに日本のロータリーにおける米山記念奨学会の活動にも相通じることが盛り込まれていると感じます。専門職業人になるために日本に留学して学んでいる海外からの学生のための奨学金支援ということと重なっています。日本のロータリーの米山奨学金を利用して成長して自国のために働いている人たちがいることをその国の人たちはもっと知るべきではないかと思います。近隣の国々の代表者の耳にももっと届くような形を模索していくこともロータリーの活動の一つにしても良いのかも知れません。以上、米山記念奨学会の今後の益々の世界への広がりを願いつつ、会長の時間とさせて頂きます。