週報詳細
第3358回週報
例会日:2025年10月17日
会長の時間/河東会長
皆様、本日は夜間例会ということで金曜日の夜にも関わらずご出席いただきまして誠にありがとう御座います。今日は10 月24日ということでロータリークラブにとってはとても大切な日でありますが、皆様何の日かご存じでしょうか?今日は世界ポリオデーです。未だに根絶できないポリオ、いわゆる小児マヒですが、1988年にWHO 総会にてポリオ根絶計画が決議されて世界的に始まったプロジェクトです。ポリオ感染を防ぐには感染地域での一斉予防接種しか方法がありません。今後ともポリオ撲滅の為に皆様方の募金を宜しくお願い致します。さて今日は金曜日の夜ということで、他の事と重なってしまいやむを得ずご欠席の方もいらっしゃると思いますが、そのような会員の方の分まで今夜は楽しんでいきたいと思います。観月会ということで月見をしながらの例会ということですが、中秋の名月は6日でしたので既に過ぎてあいにく今日は満月ではありません。ですからお気持ちだけ満月のつもりで空を見上げてご観覧下さいますと、設えをされた親睦委員会の皆様も喜ばれるのではないかと思います。さて先週末は延岡にて2730 地区の地区大会で御座いました。ご参加下さいました会員の皆様、たいへんお疲れ様でございました。都城を出発して2 時間ほどの道のりでありますが、昔に比べますと改めましてずいぶんと近くなったと実感致しました。東九州道が開通する前は3 時間以上かかり、福岡に行くのと同じ位の時間がかかっておりましたので道路の整備は本当にありがたいです。その地区大会の内容についいてですが、私と山﨑幹事は9:30からの地区との合同協議会並びに地区指導者育成セミナーから参加させて頂きまして、その後ご参加の皆様と合流して早めの昼食を取り、11:30から第1本会議に皆様で参加させて頂きました。そこから式次第に則って進行されて最後の点鐘が17時前でした。とにかく長い会議だと毎回感じますが、これがロータリーの儀式なのだということで納得しないといけないのかなと思います。その中で記念講演があり、「夢を夢で終わらせない水泳人生」と題してメダリストの松田丈志さんとそのコーチとして有名な久世由美子さんのお話をお聞きしました。感想としてメダルを取れない悔しさから自分からやりたい練習などをコーチにぶつけていったことや、久世コーチからはあなたならきっとやれると常に激励されたこと、無理と思われることに積極的に挑んで成し遂げることなど、プラス発想なことを感じ取れる講演でした。講演を終えてガバナーエレクト、ガバナーノミニー、ガバナーノミニーデジグネートの紹介がありましたが、そのノミニーデジグネートに都城北クラブの戸高望会員が指名された報告が御座いました。3年後のガバナーになられるということで北クラブもこれから準備がたいへんだと思いますが、私たちクラブも協力することはしっかりと協力していかないといけないと思います。その後は大懇親会にも参加させて頂きましたが、JC 時代から知り合いの方々に多くお会いして改めて友情を深めることが出来たことや、地区で開催されているセミナーに参加して知り合った方と親交を深めたり出来て有意義な宴となりました。懇親会後、私と幹事と副幹事とで延岡の繁華街の船倉に繰り出しました。ロータリアンで出ている方々は、そこそこいましたが、それ以外は閑散としている感じでした。これは牟田町よりもひどいなと感じてしまいました。景気は年々悪くなっているなと感じました。その翌日は第2本会議に参加して、福井大教授の友田明美様の講演をお聞きしました。「みんなで育児を支える社会に」と題した講演でありましたが、子育て困難によって脳が傷つくということを知り衝撃を受けました。厳しい体罰によって脳の一部が傷つくことを知り、また子供の健全な発育には生まれてから5才までに親や養育者との間に強い絆を形成して安心感や信頼感を築くことが認知力や豊かな感情を育むことにつながることを強く知らされました。とても良い講演をお聞きしました。第2本会議を終えて西本ガバナーの安堵した明るい笑顔が印象的でした。やはり地区大会を始め、様々なロータリーの行事にはいかないと得るものも得られないと感じました。来年は鹿児島市内での開催ですので、また皆様で参加できればと思います。以上、会長の時間とさせて頂きます。