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第3277回週報

例会日:2023年8月18日

           

会長の時間/佐々木会長

この会長の時間はロータリークラブは職業奉仕と言うことで、いつも私が拝命しております仕事や役職についてお話しさせていただくと言うことで、前回までにお寺の住職また幼稚園の園長と言う仕事についてお話しさせていただきました。今日は保護司と言う仕事について、少しお話しさせていただこうと思っております。昨年度の落合年度では社会奉仕担当例会で、保護司の沼口節子先生をお招きいただき卓話していただきましたので、保護司と言う仕事について会員の皆様も少しはご理解いただいたかと思っているところでありますが、保護司というのは犯罪を犯してしまわれた方刑務所に入り出所された方、また少年院から出てこられた方などで保護観察が付いた方を対象として面談などさせて頂く仕事です。また刑務所から出てくる前にちゃんと戻れる環境があるのかというところを調査する環境調整と言う仕事、また他にもを当然のごとく「社会を明るくする運動」と皆さんもどっかで耳にされたことがあるんではなかろうかと思うんですが防犯運動ですね。犯罪が起こらない安全な安心な地域にしていこうと言うことを取り組ませていただいております。基本的にはボランティアなんですが、その割にはいろいろお仕事が多かったりするんですが、都城・三股で約80 人の方に保護司をしていただいておりまして大変有難いことです。また当クラブからも温水歴代や吉國会員なども保護司をしていただいており大変ありがたいことです。現在犯罪数自体は都城地域は大変少なくなっております。1 つの原因はコロナと言うこともあるでしょうし、また元々都城地区で多いのは少年犯罪が多かったんですが少年自体が少子化と言うことで減っております。あまり積極的な理由で減っているわけじゃないのが少し残念なところではあるんですが、また現在少年犯罪に限らず犯罪の中のおよそ半分が再犯になっております。再犯率が大変高くなっていると言うのは、少し保護司としては残念な部分であると思います。またそれと共に、その再犯される方の中でもを例えば刑務所から出てこられて、定職をもたれた方の再犯率は無職の方に比べ大変低くなります。当クラブの会員の中でも協力雇用主と申しまして、刑務所などから出てこられた方を積極的に雇用してくださる制度、「協力雇用主制度」と言うのがあるんですが、いくつかの企業の方に協力雇用主になっていただいているのは大変有難いことです。やはり仕事を持たずにおりますと再犯率が高まると言うのは、マザーテレサさんがこんな言葉を言っておられます。「人生の最大の不幸とは病や貧しさではなく、自分が誰からも必要とされないと感じる事だ」と言っておられます。無職ということの中で誰にも必要とされないと言うそのような気持ちの中でまた犯罪が起こっていくのかなと、当クラブの会員の皆様方には今後とも保護司と言う仕事をご理解いただき、ご協力いただき、お力添えいただければと思うことであります。今日は保護司と言う仕事についてご紹介させていただき会長の時間とさせていただきます。

本日のプログラム(ガバナー補佐をお迎えしてのクラブ協議会 / 会長・幹事担当)

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